中国の静かな抗議行動「ジャスミン集会」、100都市以上に拡大か




【2月28日 AFP】20日に続き27日にも中国各地でのデモを呼びかけたオンライン活動家グループが、次の日曜日の3月6日にも中国全土で抗議行動を行おうと呼びかけている。
 中東・北アフリカ各地の反体制デモにつながったチュニジアの政変「ジャスミン革命」に倣って「ジャスミン集会」と呼ばれている運動の活動家たちは、米SNSフェイスブック(Facebook)や米マイクロブログ・ツイッター(Twitter)など、中国当局がアクセスを遮断している複数のSNSサイトに新たな次のような声明を掲載した。
「われわれに届いた反応によると、2011年2月27日、この(抗議)運動は、当初見込まれていた27都市を大幅に超え、100都市以上に広がった」
「ジャスミン集会」のオンライン活動家たちは、あからさまな抗議行動をするのではなく、ただ各都市の指定された場所で「ぶらぶらと歩こう」と呼びかけている。この呼びかけに応じて毎週日曜日には、中国政府への市民の怒りを表明しようと中国各地の都市でそぞろ歩きをする市民が増えている。
■外国メディアに神経とがらせる
 27日には、多数の警察官や私服警官が、北京(Beijing)の集会開催地となったショッピング街「王府井(Wangfujing)」に配備され、カメラを持った外国人記者らを追い出した。拘束された記者もいるという。また、上海(Shanghai)の集会開催地となった人民広場そばにも、同様に多数の警官が動員された。
 米金融・経済情報サービス大手ブルームバーグ(Bloomberg)は、同社ニュース部門の北京特派員が、治安要員とみられる少なくとも5人の私服姿の男に殴る蹴るの暴行を受け、ビデオカメラを取り上げられたと報じた。この特派員は負傷し、病院で治療を受けたという。
■温首相、チャットで市民と対話
 中国の温家宝(Wen Jiabao)首相は、27日の集会を前にインターネットユーザーたちとのチャットに登場。急速なインフレや経済成長、当局者の汚職など、市民が最も懸念している問題の対策を取ることを約束した。
 中国は過去にも度々、インフレを発端とした民衆暴動が起きている。温首相は、妥当な価格の住宅の提供や、不動産投機家の処罰、穀物などの生活必需品の供給などを約束した。(c)AFP/Robert Saiget



中国では、どう展開していくのでしょうか?

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